ピアノでテンションコードを弾く。難しそうなイメージを払拭

悩んでる人
ピアノでテンションコードってどうやって弾けばいいの?
テンションコードについて詳しく知りたい!
実際どうやって活用すればいいの?
Noritoism
テンションコードは、9度、11度、13度を加えたものだよ。
基本的にドミナント7(7コード)は入るものだと考えよう。
難しそうなイメージがあるけど、ルールを押さえて慣れるのが大事!

 

◆ ピアノでテンションコードはこう弾く
◆ テンションコードの解説
◆ テンションコードの使い方・響き方

この記事を書いた人テンションコードと聞くと、どうしても難しいイメージがあると思います。

9, 11, 13と、そもそも1オクターブ(8度)をオーバーしているからこそ、なおそのイメージが強いのでしょう。

本記事ではそんなテンションコードに対する苦手意識を克服するきっかけになれるよう、徹底解説いたします。

何はともあれ使ってみることが1番大切です。本記事を開きながら、ピアノに向かってみてください。

ピアノでテンションコードはこう弾く

ピアノ

型を身に付けるための弾き方

まずこれからやってみましょう!
  • 左手の5=ルート
  • 左手の1=短7度
  • 右手の1=長3度
  • 右手の他の指=テンションの音(メジャーの時は11を混ぜない)

テンションにとっつきやすくなるため、おすすめの弾き方です。

特に右手の形さえ覚えてしまえば応用が利きやすく、将来的にどんなテンションの組み合わせもパッと弾けるようになるのがメリットです。

何はともあれ、回数をこなすことがテンションコードを身につける1番の近道と言えます。

応用編

型を身に付けることができたら、音が濁らないよう、次のルールを考えて弾いてみましょう。

  • 9th(♭9th、♯9th)を入れる時には、ルートを省略する
  • 11th(♯11th)を入れる時には、3rdを省略する
  • 13th(♭13th)を入れる時には、5thを省略する

理由は全て同じで、音が隣同士となるため濁ってしまう(不協和音となる)ことが多いためです。

左右の指は10本あるので、オクターブの異なる同じ音を弾いてしまっても問題ありません。

テンションはルールを知りつつ、ゆるく活用していくことがポイントです。

「こうしなければならない」というより「こういうのもあるんだ」くらいで構えておくといいでしょう。

テンションコードの解説

緊張

テンションの概要

テンション=Tension 緊張の意味です。

基本和音に特定の音を積み重ねることで、緊張感を持ったサウンドを響かせます。

それが大人っぽいサウンド、豊かなサウンド、おしゃれなサウンドという表現につながっていきます。

テンションは曲に大人要素、厚み、おしゃれさをプラスすることができ、ジャズを構成するコードはほぼ全てがテンションです。

対して、童謡はアルファベッド1文字のみのコードがほとんど。7thも滅多に出てきません。

例えば「My Favorite Things」と「ぞうさん」を想像してみてください。違いは歴然ですよね。

addとテンションの違い

その音だけか、その音までのスケールの全てかという違いです。
addはその名の通り「加える」という意味ですので、Cadd9は「Cに9度を加える」、Cadd11は「Cに11度を加える」という構成になります。
対してC9とした場合「C7(9)」、Cm11とした場合「Cm7(9,11)」となり、1番大きい数字までのスケールの全ての音を含みます。
3度ごとの音と覚えるとややこしくないですが、C9よりもC7(9)の方がメジャー且つ分かりやすいので、addとは違うんだーという豆知識の1つくらいの感覚で構いません。

テンションの種類

2種類あり、#や♭が付くかどうかで名称が異なります。

ナチュラルテンション

#、♭が付かない9, 11, 13のことを、ナチュラルテンションといいます。

テンションの中でも比較的軽く、カジュアルに使えるのが特徴です。

ジャズでももちろん登場しますが、どちらかと言えばこだわったポップスやロックで使われるイメージが強いです。

オルタードテンション

#や♭がついたテンションのことをオルタードテンションと言います。

しかし9, 11, 13それぞれの#や♭というわけではなく、♭9, #9, #11, ♭13の4種のみです。

7コードにのみにしか使用されませんが、テンションを使うときはほぼ7コードベースなので、「そうなんだー」くらいの感覚で構いません。

4種類しか存在しない理由は2つあります。

  1. ♭11とは長3度と同じ
  2. #13は長7度と同じ つまり7コードの構成音と被るため

一言でいえば、構成音と同じなので、わざわざ表記する必要がないということです。

11thの取り扱い

メジャーでは使わず、マイナーで使うと覚えておいた方がベターです。

理由は、11thと長3度が半音しか変わらないため、メジャーの場合不協和音となってしまうからです。

11thと短3度では1音分距離を置くため、使うならマイナーでということになります。

もちろんオルタードテンションの#11であれば、メジャーでも使うことができますが、テンション使いに慣れてきてからの方が無難です。

テンションコードの使い方・響き方

使う

実際使う際は、今までのコード進行ネタをそのまま活用できます。

1625、ツーファイブワン、階段、クリシェなどなど…

コード進行表に載っているものも、そうじゃないものも、ほぼ全てのものをテンションコードに応用することができます。

ジャズで使われることが多いのと同じで、ジャズのように自由度が高く、「〜してはならない」なんてものがないのがテンションの大きな魅力です。

繰り返しになりますが、まずは鳴らしてみることです。実際に自分の耳で聴いて、手の形を見て、音を感じることで、使い方やその響きを覚えていきます。

各コードの響きや一例は、それぞれ改めてご紹介します。
9, 11, 13それぞれのページをご覧ください。

まとめ

おさらいです。

◆ ピアノでテンションコードはこう弾く
◆ テンションコードの解説
◆ テンションコードの使い方・響き方
  • どうしても難しいイメージがあるので、まずはやってみる。
  • とっかかりは左手5=ルート、左手1=短7度、右手1=長3度、右手他の指=テンション
  • ナチュラルテンションはカジュアル、オルタードテンションは本格的かつ4種類のみ覚える
  • 11thはマイナーで使うと覚えておくのが、最初のうちはベター
  • コード進行に実際使う際は、何も制約ルールなど無いため自由気ままに

テンションコードのお話でした。

テンションコードの初めの記事ということもあり、特徴を全て記載しています。

テンションコードでもし混乱したら、是非ここに戻ってきましょう。

 


C

Cm C7 CM7 C6
Csus4 Cadd9 Caug C-5
C9 Cm11 C13 Cdim

キー

C

C#(D♭) D D#(E♭)
E F F#(G♭) G
G#(A♭) A A#(B♭) B

ピアノ

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