add9について詳しく知りたい!
実際どうやって活用すればいいの?
おしゃれな響きについても解説するね。
考えずに使え、用途は無限大!
◆ add9コードの解説
◆ コード【Cadd9】の使い方・響き方をピアノで
add9は、おしゃれさや神秘的な雰囲気を簡単にプラスすることができ、ポップスやロックに多用されています。
まず、実際どんな音なのかをご紹介します。
コード【Cadd9】の弾き方・響き方をピアノで
9度が加わるだけで、かなりおしゃれな響きになりますね。
そんなおしゃれに響く理由も含め、add9コードについて詳しく解説していきます。
add9コードの解説
addとは加えるという意味の英単語で、文字通り9度を加えたコードがadd9です。
sus2コードと非常によく似ており、実は2度と9度は同じ音です。(Cがルートの場合、どちらも”レ”)
add9もsus2も、ルートの次の音と覚えると非常に覚えやすいです。
sus2はsus4と近いですが、数字が”2″なので、3度→4度ではなく、3度→2度です。
sus4コードについては、こちらをご覧ください。
Noritoismとは? ピアノ曲を作っています。 Spotify Apple Music YouTube 悩んでる人 ピアノでCsus4ってどうやって弾けばいいの? […]
sus2コードの違いは、3度があるかないかです。
susには3度がないため、メジャーもマイナーもありませんし、add9は3度があるため、メジャーもマイナーもあります。
なのでマイナーで9度(2度)を加えたい場合は、add9を使います。
それでは、実際の使い方を見て聴いていきましょう。
コード【Cadd9】の使い方・響き方をピアノで
T, SD, D, T=Ⅰ, Ⅳ, Ⅴ7, Ⅰ
Ⅰadd9, Ⅳadd9, Ⅴ7add9, Ⅰadd9
add9は途中で入れてもよし、全部に使ってもよしという、非常に使い勝手のいいコードです。
6や7、M7は響きがわかりやすい反面、使用用途が限られてきますが、add9はメジャーでもマイナーでも、その他どんなコードとくっつけてもさりげない存在感を放ってくれます。
1番基本のカデンツ(T, SD, D, T)と、それらを全てadd9に変更したもので、ぜひ聞き比べてみてください。
ちょっと曲作りたいくらいワクワクしてきませんか?1つの音をただ全部に追加しただけで、このような響きに。
何でもかんでもadd9にしてしまうの、とてもおすすめです。
まとめ
おさらいです。
◆ sus4コードの解説
◆ コード【Cadd9】の使い方・響き方をピアノで
- add9は「9度を加える」という意味
- sus2と非常によく似ている。違いは3度があるか無いか
- sus2もadd9も、「ルートの隣の音」で覚える
- 2度のもたらす不安定さがおしゃれさ、神秘的、幻想的な響きを生む
- とにかく自由が利き、何にでも使え、sus4同様使用用途は非常に幅広い
Cadd9のお話でした。
add9コードの初めの記事ということもあり、特徴を全て記載しています。
他のadd9コードでもし混乱したら、是非ここに戻ってきましょう。
Cadd9 | C#(D♭)add9 | Dadd9 | E♭add9 |
Eadd9 | Fadd9 | F#(G♭)add9 | Gadd9 |
A♭add9 | Aadd9 | B♭add9 | Badd9 |
Cm | C7 | CM7 | C6 |
Csus4 | Cadd9 | Caug | C-5 |
C9 | Cm11 | C13 | Cdim |
C#(D♭) | D | D#(E♭) | |
E | F | F#(G♭) | G |
G#(A♭) | A | A#(B♭) | B |