コード【D6】をピアノで弾く。7コードとの関係も解説

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ピアノでD6ってどうやって弾けばいいの?
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6コードは7コードのルールと同じで、6度を加えたものだよ。
6度は5度のすぐ隣だから、少し濁った響きが特徴だよ。

 

◆ コード【D6】の弾き方をピアノで
◆ 基本のもう2パターンと6コードの展開

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こういった私が解説します。

コード【D6】の弾き方をピアノで

D6

D6

  • ”レ”がルート音
  • 長3度の”ファ#”
  • 完全5度の”ラ”
  • 長6度の”シ”

この4つで構成されるテトラッド(4和音)が、D6です。

右手は1, 2, 4, 5。左手は5, 3, 2, 1の指で弾きます。

6のニュアンスや、ルート・長3度・完全5度・長6度の意味はこちらで復習!

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長3度を短3度にすると、Dm6になります。

基本のもう2パターンと6コードの展開

D6の展開

運指の詳細は、メジャー、マイナーの記事をご覧ください。
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右手左手共に1, 2, 3, 5の指を使って弾きます。

もう1つのパターンはこちらです。

D6の展開

右手は1, 2, 3, 5。左手は5, 4, 2, 1の指を使って弾きます。

4つ全て弾かないことも頻繁にあります。
その時は、「6」というくらいなので、長6度だけは省略せず演奏します。
コード部分だけ省略しない!は、テトラッド全てに使えますよ。

次はD6の展開です。

6コードの展開

6コードの転換は、Ⅰ6=Ⅵm7, Ⅰm6=Ⅵ7という公式があります。

まずはこちらをご覧いただき、お聴きください。

D6のカデンツ

7やM7でもご紹介してきたT, T, SD, Dです。1度、3度、4度、5度です。D6, F#m6, G6, A6です。

Ⅰ6=Ⅵm7, Ⅰm6=Ⅵ7

冒頭でご紹介した公式に則って、コードを全部7コードに変換すると、Bm7onD, D7onF#, Em7onG, F#m7onAとなります。

Bmをキーとした場合、ベース音(onコード)だけピックアップすると、T, D, T, Dと、全く別物になります。響きに違和感を覚える正体の一つです。

6コードが不安定さ、不思議さ、楽観的といった特徴を持つ理由は、ここにあります。

トニック、サブドミナント、ドミナントの基本については、こちらの記事でご紹介しています。

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転換コードがわかりやすいのは、ルールが簡単だからです。(Ⅰ6=Ⅵm7, Ⅰm6=Ⅵ7)
不思議な響きになってしまうのは、ベース音がT, SD, Dから外れるものがあるからです。

ちょっとややこしいので、ぜひ繰り返しご覧ください。

まとめ

おさらいです。

◆ コード【D6】の弾き方をピアノで
◆ 基本のもう2パターンと6コードの展開
  • D6は、レ、ファ#、ラ、シで構成されている
  • 6コードは不安定さ、不思議さ、楽観的といった特徴
  • 長3度を短3度にすればDm6になる
  • 4つ全部弾かないこともある。長6度だけは省略しない
  • 転換の公式は簡単(1度と6度がセット、メジャー⇄マイナー)

D6のお話でした。

6コードについて改めておさらいしたい時は、こちらをご覧ください。

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6

C6 C#(D♭)6 D6 E♭6
E6 F6 F#(G♭)6 G6
A♭6 A6 B♭6 B6

D

Dm D7 DM7 D6
Dsus4 Dadd9 Daug D-5
D9 Dm11 D13 Ddim

キー

C

C#(D♭) D D#(E♭)
E F F#(G♭) G
G#(A♭) A A#(B♭) B

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