開始年齢によってどう変わってくるの?
過ぎてしまった場合どうしたらいい?
こういった疑問にお答えします。
◆ 開始年齢のメリット・デメリット
◆ 1番大切なのは子どもの興味
鍵盤歴30年以上です。人生の9割以上、
鍵盤と一緒に過ごしてきました。
サラリーマンから独立し、現在はピアニスト・作曲家、ブロガーとして生活しています。
私は3歳からエレクトーンを習わせてもらいました。
そのおかげで、絶対音感が身についています。
両親には本当に感謝しています。
でも、絶対必要かと言われれば、そんなことはありません。
こういった私が解説します。
目的・年齢別ピアノ開始時期まとめ
3歳 …
6歳 …
それ以降 …
絶対音感を身につける
脳力の形成と向上
純粋に音楽全般を好きになる
ピアノを極めるという目的1点に関しては、始める年齢が早いに越したことはありません。
辻井伸行さんは2歳でレパートリー30曲もあったそうです。
牛田智大さんは1歳から歳から電子ピアノで遊び始め、
幼稚園の頃には「ピアニストになりたい」「自分の人生なので、自分で決めさせて欲しい」と
父親を説得したそうです。
ただ、始める年齢が遅くてもクラシックピアニストになる方はいます。
始める年齢が早くても、クラシックピアニストになれない、ならない方はいます。
開始時期のメリット・デメリット
メリット
デメリット
3歳 … 音感を身につけやすい
6歳 … 楽器全般が上達・学力の向上
それ以降 … 純粋にピアノを好きになれる
興味がなければ、全く身にならない
幼い頃から習っている子と比べがちになる
音感を身につけるのは厳しい
20歳時点での脳が100%だとすると、6歳の時点で90%構築されているそうです。
よって、理論や理屈で説明がつかないものを取得するには、それより以前からということになります。
自分で取捨選択したということがとても大きいです。
自分で決めて始めたことなら、やらされているものよりも
困難を自力で乗り越えてくれる傾向にあるからです。
1番大切なのは子どもの興味
何歳から始めようが、ピアノを好きになり、楽しんでもらえるのが1番です。
子どもには子どもの人生。豊かにする手助けをするのが親の役目です。
レールを敷くのは構いませんが、無理やりそこを走らせるのは違います。
そのレールも選べるんだよというスタンスでいることが大事です。
まとめ
おさらいです。
◆ 開始年齢のメリット・デメリット
◆ 1番大切なのは子どもの興味
- もしクラシックピアニストを目指すなら、遅くても3歳
- 幼い頃から始めた方がメリット大きいのも事実
- 無理やりになっているなら、別の道も検討。1番大切なのは子どもの興味
例えば、「勉強しなさい!」なんて言われて、自ら進んで勉強しましたか?
今の教育ならきっと、勉強することのメリットとデメリットを淡々と伝え、
どういう自分になりたいかを選ばせるでしょう。
子どもの将来を見据え、幼い頃からピアノを習わせるというのは、大いに賛成です。
ですがそれに強制力が働いてはいけないよというお話でした。
おしまい。