普段から気にしたいピアノのお手入れ【メンテナンス】

悩んでる人
ピアノのお手入れって普段何したらいいの?
手に負えないくらい汚れちゃった場合、どうしたらいい?
お手入れでやっちゃいけないことは?

 

こういった疑問にお答えします。

 

◆ 普段から気にしたいピアノのお手入れ
◆ 裏技・クリーニング
◆ 余分な水分とアルコールは大敵

 

Noritoismの伊藤といいます!
鍵盤歴30年以上です。人生の9割以上、
鍵盤と一緒に過ごしてきました。
サラリーマンから独立し、現在はピアニスト・作曲家、ブロガーとして生活しています。

 

こういった私が解説します。

 

ピアノは1年や2年で買い替えるようなものではなく、
長い付き合いになる方が多いと思います。
だからこそ丁寧にお手入れして、いつまでも大切に使いたいですね。

 

普段から気にしたいピアノのお手入れ

基本:埃を落として、固く絞った布で水拭き→柔らかい布で乾拭き!
大事なのでもう一度。

 

  1. 柔らかいハタキなどで埃を落としてから
  2. 固く絞った布で水拭き
  3. 柔らかい布で乾拭き

 

です。

 

鍵盤部分は、柔らかい布で乾拭きのみ。

よっぽど汚れが目立つようなら、固く絞った布で水拭きし、すぐ柔らかい布で乾拭きしましょう。

そうならないために、手をきれいにしてから弾く習慣をつけることをおすすめします。

 

普通の布を使わない、且ついきなり外面を乾拭きしない理由は、
埃や布の繊維によって外面が傷ついてしまうからです。

 

鏡面塗装を施してあるピアノの外面には、ワックスもおすすめです。

こちらは一式揃っているので、まだお持ちでない方や一新したい方ぜひどうぞ。

 

裏技・クリーニング

あくまでイレギュラー、最終手段です!

あまりに汚れが目立ち過ぎて、水拭きじゃどうしようもできない時。

クリーナーもあるのですが、より効果的な「重曹水」があります。

水100mlに対して小さじ1杯の重曹を加えてよく混ぜ、スプレー容器に入れます。(100均にあります)

該当箇所をスプレーし、布で拭き取り、水拭き→乾拭きします。

 

汚れのほとんどが、人間の手垢です。

成分は皮脂など酸性であることがほとんどなので、アルカリ性の重曹水は効果抜群です。

ただし、本当に最終手段にしましょう。ピアノのことを考え、自己責任でお願いします。

また、業者さんに依頼するという方法もあります。

ピアノのクリーニング業者さんに引き取っていただき、一定期間預けることで、

ピカピカになって返って来ます。

費用相場が50,000円〜と高額なので、よく検討してみてください。

こちらは調律も1回してくれますよ。

 

余分な水分とアルコールは大敵

特にコロナ禍の今は気をつけましょう!

アルコールは大敵です。

大変揮発性が強く、鍵盤の割れの原因に直結します。

アルコールを手につける機会が多い今だからこそ、しっかりと気をつけましょう。

完全に乾いてからピアノに触れるよう心がけましょう。

 

また、塗装してあるとはいえ、天然の木材を使用しています。

絞りの甘い布で拭くのはNGです。びちゃびちゃなやーつですね。

シミ、割れ、変形の原因になってしまうからです。

もし水滴が残ってしまうようであれば、すぐに拭きましょう。

 

まとめ

おさらいです。

 

◆ 普段から気にしたいピアノのお手入れ
◆ 裏技・クリーニング
◆ 余分な水分とアルコールは大敵

 

  • 普段のお手入れはハタキ→水拭き→乾拭き
  • 水拭きは固く絞って。乾拭きようの布は柔らかいものを
  • 最終手段は重曹水(自己責任!)とクリーニング
  • 余計な水分とアルコールは大敵!気をつけよう

 

繁盛店ほど、厨房がとてもキレイだったりします。

新潟の上越市というところに住んでいたことがあるのですが、

とっても有名な豚汁屋さんがあって。とても繁盛してるのですが、

オープンキッチンの厨房はいつもピッカピカでした。

 

素敵なピアニストほど、自宅のピアノを大切にしているはずです、きっと。

少なくとも私はそうありたいと思っています。大事にしていきましょ。

 

ピアノを弾く演奏者(ご自身)のケアはこちらでご紹介しています。

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それでは!

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