【忙しいあなたも】ピアノの効率的な練習法3つ【続けられる】

悩んでる人
ピアノの練習を効率的にするには?
気をつけておいた方がいいことは?
ピアノ弾くの初めてだけど大丈夫?
Noritoism
基礎、反復、客観視で効率化です。
いきなりやろうとしない事が3つ。
初めてならドと手の形を覚えよう。
◆ ピアノの効率的な練習法3つ
◆ 練習時に気をつけたいこと4つ
◆ 初めての方は押さえておきたい2つ

上達していくために1番必要なことは、続けることです。

1番の障害は、内容によっては時間的にも精神的にも負担が大きくなってしまうことです。

本記事では日常的にピアノと触れ合い、日々効率的に上達へつなげる方法を解説していきます。

毎日忙しいあなたもピアノと少しでも仲良くなれるよう、本記事がお手伝いできれば嬉しいです!

ピアノの効率的な練習法3つ

効率的

時間をかけない=効率的な上達法!

そのために大切なのは、

  1. 基礎
  2. 反復
  3. 客観視する

です。ひとつずつ解説していきます。

基礎

まず5分、弾きましょう。

毎日続けることでピアノを弾く型が出来てきます。

段々指が動くようになっていくのは楽しいですよ。

単調でめんどくさい…というのがデメリットですが、短い時間で毎日続けることで効果が出てきます。

ハノンなど、初心者向けの教則本を少しずつ取り組むのがお勧めです。

活用法はこちらをご覧ください。

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反復

回数を重ねる=記憶に定着させる

脳に刻み込むように、繰り返しましょう。

急がば回れです。1回弾いただけよりも、2回弾いた方が効果的です。

もちろん2回より3回、3回より4回です。

まず2回、弾くようにしましょう。効果が出てきます。

繰り返して飽きてしまいそうになったら、より短いフレーズでやってみてください。

反復練習はこちらをご覧ください。

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客観視する

自分が弾いている姿を見ましょう。聴きましょう!

どこをどう整えたらいいのか一瞬で分かります。

特に時間が取れない!という方は最適解です。

ただ、自分のものを聴くというのは恥ずかしいですし、最初中々手を出しづらいです。

そんな時は、何のために行うのかを考えてみましょう。

最初は録音から始めてみて、慣れてきたら録画してみましょう。スマホをお持ちなら、セルフカメラにして1番高い鍵盤近くに置き、そのまま録画で1発です。

「聴く」に関してはこちらをご覧ください。

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  1. 基礎練習を怠らず
  2. 反復練習を繰り返し
  3. 見て聴いて客観視する

この3つが、効率的な練習法のカギとなるものです。

そして、これらを取り組む上で気をつけて欲しいことをご紹介します。

練習時に気をつけたいこと4つ

勉強

いきなりしない、無視しない。
  1. いきなり両手で弾かない
  2. いきなり全部弾かない
  3. いきなりオンテンポで弾かない
  4. 曲の表情を無視しない

では、ひとつずつ解説していきます。

いきなり両手で弾かない

我慢しましょう。

わかります。曲が形になると気持ちいいです。

ですがいきなり両手で弾いてみても、1回目や2回目からいきなり完璧に弾けません。

本当に上手になるためには我慢しましょう。片手ずつ丁寧に進めた方がより効率的です。

いきなり全部弾かない

こちらも我慢です。

全部弾く=1番「出来た気」になります。

でもいきなり全部弾いて、2回目から暗譜で完璧に弾けませんよね。

本当に上手になるためには我慢しましょう。少しずつ丁寧に進めた方がより効率的です。

いきなりオンテンポで弾かない

憧れの曲を弾いている自分に酔えます。でも酔ってはだめなんです。

2回目以降、いきなりオンテンポは難しいはずです。

本当に上手になるために我慢しましょう。ゆっくりから覚えた方がより効率的です。

実はもうひとつ大事なことがあり、できる所とできない所のテンポが変わってはいけません。

出来るところはオンテンポで弾けても、出来ない所がオンテンポで弾けないなら、出来ない方に揃えて、一緒に速度を上げていきましょう。

じゃないとムラができてしまい、その曲を弾く時に変なクセがついてしまいます。

上達を妨げ、効率的な練習から程遠いところに行ってしまいますので、お気をつけください。

曲の表情を無視しない

これだけは我慢しないでください。

譜読みに集中するあまり、間違えない事だけ考えて練習すると、その後に表情づけすることになるので、2度手間なんです。

譜読み時点での型が出来てしまう為、表情をつけるために1度それを壊さなきゃいけないことを考えると、3度手間です。

せっかくなら1粒で2度3度、美味しい練習をしたいところです。

練習段階から、どのように表情をつけるか考えながらやってみましょう。

結構大変だと思いますが、大変な思いをした分だけ成長できますし、積み重ねるほど効率的な練習ができるようになります。

  1. いきなり両手で弾いても弾けない
  2. いきなり全部弾いても弾けない
  3. いきなりオンテンポで弾いても弾けない
  4. 曲の表情を無視せず、最初から全力で情緒的に!

以上が練習時に気をつけたいことです。

最後に、特に初めての方は、練習前に押さえておきたいことをご紹介します。

もうピアノをされているあなたも是非、改めて復習してみてください。

初めての方は押さえておきたい2つ

読書
初めての方は、この2つを押さえればOKです。

  1. ドの位置
  2. 手の形

ドの位置

ト音記号とヘ音記号、それぞれの「ド」の位置を覚えましょう。

リットーミュージックさんからお借りしました。

ここがト音記号のドです。

ヘ音記号のド左のド3です。

これさえ分かれば、何となくでも楽譜を読めるようになります。

手の形

お料理をされる方は、材料を押さえるあの感じが近いかも。
  1. 玉ねぎ(イメージでもいいです)を掴みます。
  2. その手の形を覚えます。
  3. そのまま全ての指が鍵盤に触れるように手を置きます。

うっすら第2関節が曲がっている状態なら、OKです。ぜひ自然体で。

これが、ピアノへの正しい触れ方です。

ドの位置を覚え、ピアノの触れ方を掴んだら、あとは弾くのみです。

忙しいあなたのためのピアノ効率的練習法まとめ

おさらいです。

◆ ピアノの効率的な練習法3つ
◆ 練習時に気をつけたいこと4つ
◆ ピアノ初めての方が抑えておきたいこと2つ
  • 効率的な練習法は、基礎・反復・客観視
  • いきなり両手で弾かない
  • いきなり全部弾かない
  • いきなりオンテンポで弾かない
  • 感情は最初からMAXで
  • 初めての方は、ドの位置と手の形を覚えてから

効率的な練習法ですが、最終的には人それぞれ。

まずこの方法から試してみて、自分なりにアレンジを加えていけば、きっとスタートダッシュのお手伝いができるはず。

練習法を身につけて、是非素敵なピアノライフを。


第5話、その他のピアノ練習法はこちらです。

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