ピアノ練習を加速させる!教本を選ぶタイミングと順番

悩んでる人
曲を進めていく順番が分からないなー。
どの基準でレベルアップしていけばいいんだろう。
Noritoism
教本を知り、今の自分の実力を知ることで、
1番適したものを選ぶことができるよ。
背伸びも大事だけど、まずピアノのレベルを正確に知ること!
◆ 教本を選ぶタイミング
◆ 次のレベルに進むタイミング
◆ 教本と並行してやりたい曲を弾く

この記事を書いた人

適切な順序で教本をを進めていくことで、階段を登るようにレベルアップすることができます。

楽しみを覚えること、それが習慣化につながること、成長の喜びを感じることなど、メリットだらけなのです。

本記事では教本を進めていく順番と、その明確な基準をご紹介します。

効率的に進めていき、最短距離で理想のピアニストを目指しましょう

教本を選ぶタイミング

教本

目安は下記の通りです。
  • バイエル 入門
  • ブルグミュラー 初級
  • ツェルニー(40番) 中級
  • ショパン 上級(もはや教本じゃない)

迷ったらこの通り進めるのがおすすめです。

そのために、今の自分がどのレベルにいるのかを知る必要があります。

先生がいらっしゃる方は先生が導いてくれますが、それでも最終的に決めるのは自分自身。

独学も習学も、根本的なところは変わりません。

まずはそれぞれのレベルで参考となる動画を置いておきます。

今の自分がどのレベルにあるのか、これくらいなら弾けるかも?と、ちょっとだけ背伸びした気持ちで是非聴いてみて下さい。

入門

初級

楽譜 ブルグミュラー 25の練習曲 作品100

中級

楽譜 ツェルニー 40番練習曲 Op.299

上級

楽譜 パデレフスキ編 ショパン全集 2/エチュード GTY01086459

いかがでしょうか。1番近いのはどのレベルでしたか?

特に中間である初級・中級の判断が少し難しいかもしれません。

卑屈になる必要はありませんが、背伸びし過ぎると難しすぎて練習を止めてしまったり、退屈になったりする可能性があるので、

もし背伸びする場合は「今の自分が1週間頑張ったら手が届くかもしれない」というのを基準にしてみてください。

次のレベルに進むタイミング

成長

8割弾けたら次!をおすすめします。

8割と言えば、大体合格点に達しているレベルです。このタイミングで次に行く理由は、

  • ここから先は1点多く取っていく難易度がレベチ
  • これくらい弾ければ、中途半端にならず自信を持てる

そして8割弾けているという判断基準ですが、

  • 暗譜できている(楽譜見なくても弾ける)
  • 通して弾いてもミスをしない

これを目安に、先生から習っている方は先生と相談しながら、次のステップに進みましょう。

次のレベルに進んだのち、前のレベルの曲を弾いてみると、
いつの間にか9割以上で弾けていたりします。それがまた楽しいのです。
こちらには表現力に関する記述をしていません。
なぜなら、これは教則本の進め方だからです。
曲の解釈は、実際取り組む曲に対して選択と集中した方が効率的と考えます。

教本と並行してやりたい曲を弾く

遊ぶ

まるで遊ぶように、やりたい曲を楽しんでほしいです。

教本は、複数曲で編成されています。

進めていけば順番にレベルアップしていけるよう作られており、1冊終えると達成感もひとしおです。

ですが、よりピアノの楽しさを感じてもらうためにも、特に入門者・初心者は「やりたい曲」を同時進行で取り入れることをお勧めします。

教本を弾いて、楽曲を弾く。指もあったまって、好きな曲を情感たっぷりに弾けちゃいますよ!

入門者・初心者のうちは本当に大切なことです。
中級者以上になると、自分にとって今やるべき曲が明確になってきます。
楽しみ方のベクトルが変わってきますが、行き着くゴールは同じですのでご安心ください。

簡単な曲集はこちらでもご紹介しております。参考にしてみてください。

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教本を選ぶタイミングと順番まとめ

おさらいです。

◆ 教本を選ぶタイミング
◆ 次のレベルに進むタイミング
◆ 教本と並行してやりたい曲を弾く
  • 今の自分がどのレベルにいるのかを知り、適正な教則本を選ぶ
  • 8割できたら次に進む。基準はノーミスと暗譜
  • 初めのうちこそ、教本と楽曲の同時進行がおすすめ

教本を選ぶタイミングと順番のお話でした。

適切な練習方法と適切な楽曲の順序で、いち早く理想のピアニストへ近づくことができます。

同じ音楽家として、あなたの成長を応援しています。


第5話、その他のピアノ練習法はこちらです。

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