どの基準でレベルアップしていけばいいんだろう。
1番適したものを選ぶことができるよ。
背伸びも大事だけど、まずピアノのレベルを正確に知ること!
◆ 次のレベルに進むタイミング
◆ 教本と並行してやりたい曲を弾く
適切な順序で教本をを進めていくことで、階段を登るようにレベルアップすることができます。
楽しみを覚えること、それが習慣化につながること、成長の喜びを感じることなど、メリットだらけなのです。
本記事では教本を進めていく順番と、その明確な基準をご紹介します。
効率的に進めていき、最短距離で理想のピアニストを目指しましょう
教本を選ぶタイミング
- バイエル 入門
- ブルグミュラー 初級
- ツェルニー(40番) 中級
- ショパン 上級(もはや教本じゃない)
迷ったらこの通り進めるのがおすすめです。
そのために、今の自分がどのレベルにいるのかを知る必要があります。
先生がいらっしゃる方は先生が導いてくれますが、それでも最終的に決めるのは自分自身。
独学も習学も、根本的なところは変わりません。
まずはそれぞれのレベルで参考となる動画を置いておきます。
今の自分がどのレベルにあるのか、これくらいなら弾けるかも?と、ちょっとだけ背伸びした気持ちで是非聴いてみて下さい。
入門
初級
中級
上級
いかがでしょうか。1番近いのはどのレベルでしたか?
特に中間である初級・中級の判断が少し難しいかもしれません。
卑屈になる必要はありませんが、背伸びし過ぎると難しすぎて練習を止めてしまったり、退屈になったりする可能性があるので、
もし背伸びする場合は「今の自分が1週間頑張ったら手が届くかもしれない」というのを基準にしてみてください。
次のレベルに進むタイミング
8割と言えば、大体合格点に達しているレベルです。このタイミングで次に行く理由は、
- ここから先は1点多く取っていく難易度がレベチ
- これくらい弾ければ、中途半端にならず自信を持てる
そして8割弾けているという判断基準ですが、
- 暗譜できている(楽譜見なくても弾ける)
- 通して弾いてもミスをしない
これを目安に、先生から習っている方は先生と相談しながら、次のステップに進みましょう。
いつの間にか9割以上で弾けていたりします。それがまた楽しいのです。
なぜなら、これは教則本の進め方だからです。
曲の解釈は、実際取り組む曲に対して選択と集中した方が効率的と考えます。
教本と並行してやりたい曲を弾く
教本は、複数曲で編成されています。
進めていけば順番にレベルアップしていけるよう作られており、1冊終えると達成感もひとしおです。
ですが、よりピアノの楽しさを感じてもらうためにも、特に入門者・初心者は「やりたい曲」を同時進行で取り入れることをお勧めします。
教本を弾いて、楽曲を弾く。指もあったまって、好きな曲を情感たっぷりに弾けちゃいますよ!
中級者以上になると、自分にとって今やるべき曲が明確になってきます。
楽しみ方のベクトルが変わってきますが、行き着くゴールは同じですのでご安心ください。
簡単な曲集はこちらでもご紹介しております。参考にしてみてください。
悩んでる人 ピアノ始めたてでも弾ける楽譜なんてあるのかな? 知っている曲をすぐに弾けたら楽しいだろうな… Noritoism 初心者向けの楽譜はたくさん市販されてるよ! 曲を進めながら上達していく方もた[…]
教本を選ぶタイミングと順番まとめ
おさらいです。
◆ 次のレベルに進むタイミング
◆ 教本と並行してやりたい曲を弾く
- 今の自分がどのレベルにいるのかを知り、適正な教則本を選ぶ
- 8割できたら次に進む。基準はノーミスと暗譜
- 初めのうちこそ、教本と楽曲の同時進行がおすすめ
教本を選ぶタイミングと順番のお話でした。
適切な練習方法と適切な楽曲の順序で、いち早く理想のピアニストへ近づくことができます。
同じ音楽家として、あなたの成長を応援しています。
第5話、その他のピアノ練習法はこちらです。
悩んでる人 ピアノって練習が欠かせないよね。 どんな練習をしたら1番効果的なのかな。 Noritoism ただ闇雲にピアノを弾き続ければいいわけじゃなくて、 正しい工夫でかなり効果的な練習が期待できるよ[…]