どんなサービスを使ったらいいかな?
配信した後にすることは?
こういった疑問にお答えします。
◆ おすすめのサービス会社
◆ ブランディングとマーケティング
鍵盤歴30年以上です。人生の9割以上、
鍵盤と一緒に過ごしてきました。
サラリーマンから独立し、現在はピアニスト・作曲家、ブロガーとして生活しています。
こういった私が解説します。
配信で収益をあげる方法
音楽配信は、1再生いくらという仕組みになっています。
- Spotify、Amazon music 約0.4円
- Apple Music 約0.8円
つまり、配信だけで月20万稼ぎたいとしたら、
最低でも月50万回、一日16,666回以上再生される必要があります。
あなたに100人ファンがいたとしたら、1日167回ずつ再生してもらう必要があります。
よって、聴いてくれる人の数を圧倒的に増やす必要があります。
音楽配信を始めたら、プレイリストを2つ考えましょう。
1つは公式プレイリスト、1つは自分で作成するプレイリストです。
公式プレイリストは、圧倒的な数のリスナーを抱えています。
ここに入れてもらうことができれば、音楽家としての成功も現実味を帯びてきます。
そのために必要なのが、Spotify for ArtistsとApple Music for Artistsのアカウントを作ることです。
(のちに記載するディストリビューター経由で、作成のサポートをしてくれます。)
(もちろん個人的に作成することもできます。私は個人的に作成しました。)
特に、公式プレイリスト戦略を進めやすいSpotifyは必須です。
公式プレイリストは、外向けの戦略です。有名なプレイリストに入ることで、世界中から再生を期待できます。
自分で作成するプレイリストは、内向けの戦略です。SNSのユーザーを誘導しやすかったり、自分のファンに喜んでもらうために作ります。
Spotifyで公式プレイリストに載るには、楽曲をサブミットし、プレイリストを作成している方へアピールする必要があります。
ちなみに、Release Radarというプレイリストは、リリース7日前までにサブミットすれば自動的にリストインできます。
リリースされてから28日後まで必ずプレイリストに掲載されます。
プレイリスト作成者に先行判断してもらいやすくするため(彼らは膨大な楽曲を聴いているため、早めに提出するという思いやりも大切です!)
遅くともリリース7日前、できれば14日以上前までにサブミットしましょう。
サブミットの方法は、こちらのnoteがとてもわかりやすく、親切です。
こちらはSpotifyプレイリストについてのQ & Aを、公式サイトの翻訳から抜粋したものです。
結論、全身全霊をかけた楽曲で勝負しましょう、ということですね。
Spotifyで世界的な知名度を獲得し、他の配信サービスへ裾野を広げていく戦略を取るのがいいでしょう。
おすすめのディストリビューター
コストなしでとりあえず始めたいならFrekul
音楽業界大手のバックアップが魅力的ならBIG UP!
音質にこだわり大量の楽曲を世界中に配信したいならLANDR
こちらにもご紹介しましたが、私はLANDRにお世話になっています。
現在760曲配信しているので、ここ1択ですね。
悩んでる人 活動する上でおすすめのネットサービスって? そもそもどこから手をつけたらいいのか… 今の時代どんな活動をしていくべきなのかな。。 Noritoism ゼロベースで始める方は、順番も意識して![…]
4社それぞれの料金、収益率、特徴をご案内します。
■料金
:
1シングル¥1,410/年〜
1アルバム¥4,750/年〜
■収益: 100%還元
■特徴 :本社はアメリカ。世界中に配信可能。還元実績も高く大手ならではの安心感。ちょっと高い。
■料金: ¥0
■収益: 60%還元
■特徴: 利用料が一切かからない。でも還元率が低く、配信日指定や楽曲情報の登録が出来ない。気軽。
■料金
:
フリープラン ¥0
ベーシックプラン
1~2曲 ¥990(税込)
年
3~6曲 ¥2,390(税込)
年
7~25曲 ¥4,490(税込)
■収益:
フリープラン 70%還元
ベーシックプラン 100%還元
■特徴:
avex発のディストリビューター。国内に強い。
料金も活動体系によって選べ、オーディションも開催。迷ったらここ選べば間違いない
■料金
:
無制限配信 ¥8,900/年
HD WAVマスタリング ¥29,900/年
■収益: 100%還元
■特徴:
カナダの会社。プランによりマスタリングもしてくれる。
曲数無制限。海外に強い。
低コストで大量に配信したいアーティストには特にオススメ。
個人的にはこの4つの選択肢で十分かなと思っています。
ブランディングとマーケティング
そのためのブランディングとマーケティングです。
ブランディング
人は知らない所からモノは滅多に買いません。
ご飯の材料を買うとき、知らないスーパーよりも知ってるスーパーに行きますよね。
だから知られる必要があります。そのためのブランディングです。具体的には
を目指します。この○○を明確にする作業全てが、ブランディングです。
例:切ない曲・ピアノBGMといえばNoritoism
マーケティング
ブランディングしたものをどう広めていくかで、得られる収益が決まってきます。
ここはブログやSNSなど、持てるものを総動員して徹底的に行いましょう。
- ブログ:知識を総動員し、読者に問題解決する人!という認識
- SNS:ブランドをわかりやすく噛み砕いたもの
- Tiktok:バズを狙ったもの
それぞれの場所から違ったアプローチでマーケティングし、ブランド価値を高めていきましょう。
まとめ
おさらいです。
◆ おすすめのサービス会社
◆ ブランディングとマーケティング
- Spotifyでサブミットを繰り返し、公式プレイリストに入れてもらうきっかけを作る
- そのためのディストリビューターは、BIG UP!、 LANDRがおすすめ
- 配信即利益にはならない。ブランディングとマーケティングをし続けるのが大事
お金稼ぎ=悪いこと
という価値観を持っている方がいたら、今すぐ捨てることをおすすめします。
稼ぐ=ありがとうの対価です。自分ができる価値を、お金というわかりやすい形で物々交換したものです。
なので、徹底的に提供する価値を高めながら、戦略的に動いていきましょう。
音楽で生活したいと願う一人でも多くの方が、行動次第でそれを可能にできる時代です。
やりたいことで、全力で生きていきましょう。