法律の専門家じゃないから分からないよ…
取り敢えず設置した方がいいのかな?
記載内容が決まっているので、雛形をそのまま使って大丈夫。
書かれていることも、ついでに把握しちゃおう!
◆ プライバシーポリシー・免責事項に書く内容
◆ プライバシーポリシー・免責事項の設置方法
プライバシーポリシー・免責事項は記載必須です。(理由は後ほど解説します)
ですが、専門的に学んだ方なんてそう多くいるはずがなく、何が何やら…という方も多いのではないでしょうか。
本記事ではコピペで使えるプライバシーポリシー・免責事項と、その内容について解説します。
中身を理解し、設置する文言と方法も身に付け、プライバシーポリシー・免責事項問題はここで解決しちゃいましょう。
プライバシーポリシー・免責事項とは?
プライバシーポリシー
2018年5月25日より、EUでGDPRという個人情報に関する法律が施行されました。
私やあなたのように、ブログ運営者は個人情報と切っては切れない関係にあります。
難しいことは置いておいて、プライバシーポリシーの設置はほぼ全てのサイトで必須となりました。
免責事項
私がおすすめしていても、読者にとっては全く響かない…なんてことは、珍しくありません。
そんな時のために免責事項を明記しておくことによって、トラブルを回避することができます。
プライバシーポリシー・免責事項に書く内容
プライバシーポリシー・免責事項に書く内容は以下の通りです。
- 個人情報について
- お問い合わせ先
- Google Analytics(グーグルアナリティクス)
- Google AdSense(グーグルアドセンス)
- Amazonアソシエイト
- 免責事項
- 著作権
1. 個人情報について
さらに以下へ分かれていきます。
- 個人情報の取得と利用目的
- 個人情報の管理
- 個人情報の第三者への提供
- 未成年の個人情報について
1-1. 個人情報の取得と利用目的
お問い合わせフォームやコメントで取得した氏名やメールアドレスは、個人情報に該当するため、利用目的の通知・公表が必要です。
全ての訪問者に個別で通知することは難しいため、プライバシーポリシーで利用目的を公表しておくのが良いでしょう。
1-2. 個人情報の管理
どう管理するかを明記します。(一例です)
- 情報の正しさ
- 安全管理をどうしているか
- 個人情報の破棄
- 個人情報の開示・訂正・追加・削除・利用停止
1-3. 個人情報の第三者への提供
基本的には行わないものなので、どういうイレギュラーケースで提供するのかを明記します。
1-4. 未成年の個人情報について
基本的には親権者の同意があるものとみなしますよ(成人と同じ扱いにしますよという意味)という意思を明記します。
2. お問い合わせ先
ただ、メールアドレスをそのまま設置しているとスパムメールが大量に来ますので、All Aboutさんで紹介されているような対策を取ることをおすすめします。
私は全てひらがなにするという、かなりアナログな方法を取っています。
3. Google Analytics(グーグルアナリティクス)
アクセスを解析=訪問者の属性を判断・記録することです。
よって、Google Analytics(グーグルアナリティクス)を使うにはプライバシーポリシーの設置必須です。
以下を書けばOKです。
- Google Analyticsを使っている
- データ収集にCookieを使用している
- データの収集・処理される仕組みについて
4. Google AdSense(グーグルアドセンス)
このブログだと、見出しの合間合間に出てくる広告がそれにあたります。
Google AdSense(グーグルアドセンス)は、読者の属性や興味に応じて表示する広告を変えてくれる、広告主、メディア、読者にとって三方良しなサービスです。
読者の属性や興味に応じて表示するということは、情報を取得するということです。
よって、Google AdSense(グーグルアドセンス)を使うにはプライバシーポリシーの設置必須です。
以下を書けばOKです。
- 読者の今までのアクセス情報によって、広告表示をしていること
- Cookieを利用して情報を集めていること
- 個人情報取得を無効にすることで、あなた向けではなく普遍的な広告に変更できること
5. Amazonアソシエイト
書籍や商品を紹介したり、ASPの「もしもアフィリエイト」を利用してAmazon広告を出している方は必要です。
こちらは記載する文言をAmazonが一字一句全てを紹介してくれているので、そのまま記載しましょう。
後ほど紹介する雛形へまとめてあります。
また、楽天アフィリエイトの場合そういった情報はありませんので、改めて記載する必要はありません。(2021年12月5日現在)
6. 免責事項
読者がアフィリエイト記事から商品を買った時、トラブルが発生した際の責任を回避するために必要な記載です。
アフィリエイト広告経由で商品・サービスを紹介している場合は、「購入の判断は自己責任」と一言明記しておくことが大切です。
ただこれだけなのですが、ただこれだけを書くのと書かないのとでは天と地との差があります。
7. 著作権
あなたが投稿した文章や、画像の権利を守るためです。
PVが大きくなればなるほど、この記載が持つ意味が大きくなってきます。最初から盛り込んでしまいましょう。
プライバシーポリシー・免責事項の設置方法
作り方
- 管理画面>固定ページ>固定ページ一覧へ
- プライバシーポリシー(最初から用意してあります)>編集(自力でやってみたい方はここで終了)
- 投稿画面でctrl +A(Macはcommand+A)
- プライバシーポリシー雛形用を開き、ドラッグして選択、ctrl +C(Macはcommand +C)
- 投稿画面でctrl +V(Macはcommand +V)
- 以下を修正
修正箇所(数字は見出し番号)
- 冒頭:サイト名◯◯(https://○○)
- 3-1-1:管理人である○○
- 3-2:お問い合わせフォーム(https://お問い合わせフォームのリンク)
- 4-4:メールアドレス:◯◯@◯◯
- 7:当サイト運営者:◯◯、メールアドレス:◯◯@◯◯
- 10:◯◯は、Amazon.co.jpを〜
- 13:令和○年○月○日 策定、令和○年○月○日 改訂
以上です。
まとめると、固定ページに最初からあるプライバシーポリシーを雛形に置き換え、所々修正するだけです。
もちろん、最初からあるものを手作業で書き換えても構いません。その方がオリジナリティが出ますよ。
設置方法
フッターメニューがない場合
- 管理画面>外観>メニュー
- 中央より右上「新しいメニューを作成しましょう」をクリック
- メニュー名を入力
- 「フッターエリア」にチェック
- 「メニューを作成」をクリック
- 保存
- 下の②に進む
フッターメニューがある場合
- 管理画面>外観>メニュー
- プルダウンから(フッターエリア)と記載のあるメニューを選択
- 「選択」をクリック
- 左側の固定ページからプライバシーポリシーをチェック
- メニューに追加
- 保存
また、この作業前からヘッダーメニューを整えている場合、固定ページを書くと自動的にヘッダーメニューへ追加されてしまう場合があります。
その際の削除方法です。
ヘッダーに欲しくてフッターはいらないよという方は、この設置方法の項目全無視で構いません。
ヘッダーメニューを既に作っている方:削除方法
- 管理画面>外観>メニュー
- プルダウンから(ヘッダーエリア)と記載のあるメニューを選択
- 「選択」をクリック
- メニュー構造>プライバシーポリシーの右側▼をクリック
- 「削除」をクリック
以上です。
プライバシーポリシー・免責事項の設置まとめ
おさらいです。
◆ プライバシーポリシー・免責事項に書く内容
◆ プライバシーポリシー・免責事項の設置方法
- プライバシーポリシーとは、個人情報をどう利用しているか明記するもの
- 免責事項とは、トラブルが発生した際の責任を回避するために必要な記載
- 書く内容は、個人情報、お問い合わせ先、アナリティクス、アドセンス、Amazonアソシエイト、免責事項、著作権
- 設置は固定ページに作成してからフッターへ
プライバシーポリシー・免責事項の設置についてでした。
もう一度、雛形を置いておきます。
もちろん、内容は必要事項さえ漏れなければアレンジしちゃって結構です。
これでいわゆる「ちゃんとしたサイト」への仲間入り第1歩です。
作り方のおさらいはこちら。
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