WordPressテーマってどれを選べばいいの?
腰を据えて運用したいなら、デザインも運用のしやすさも段違いの有料テーマがおすすめ!
◆ WordPressテーマの選び方
◆ おすすめ有料テーマ12選
◆ おすすめ無料テーマ6選
◆ テーマを有効化する手順
WordPressを運用するにあたり、絶対に欠かせないものの一つが「テーマ」です。
ですが、WordPressテーマは公式のものでも8,000種類以上あり、選びきれないほどのテーマが存在しているのが現状です。
本記事ではWordPressテーマを厳選し、選び方を解説します。
当ブログでは【THE THOR(ザ・トール)】を採用しています。
お気に入りのデザインで、かつ機能的なものが手に入れば、ブログの運営もや更にる気が出るというものです。
WordPressテーマとは?
WordPressでブログを作成したら、最初にテーマを導入することを強くおすすめします。
テーマを導入することで、Webデザインやプログラミング言語の知識がなくても、デザイン性の優れたサイトを簡単に作成する事ができます。
テーマによって搭載されている機能が異なるので、後ほど解説する選び方を参考に、あなたに合ったテーマを見つけてください。
ちなみに、WordPressテーマには有料テーマと無料テーマがあります
WordPress有料テーマの特徴7つ
有料テーマの特徴は、下記の7つです。
- 機能性とカスタマイズ性が高い
- マニュアルなどが充実している
- 定期的に最新にアップデートされる
- 通常1〜3万円ほどの値段がかかる
- 有料でも微妙なテーマは存在する
- テーマ変更すると修正時間がかかる
- サポート対応・更新対応が充実している
本気でブログ運営をしていくなら、有料テーマがおすすめです。
WordPress無料テーマの特徴
無料テーマの特徴は、下記の5つです。
- 無料で使うことができる
- 無料でも優れたテーマはある
- 基本デザイン性があまり高くない
- 機能が限られていることが多い
- サポート対応は有料に比べて充実していない
実は後から有料テーマに切り替えると、修正がものすごく大変です。
私も最初は無料のCocoonを導入し、その後有料のTHORに切り替えたのですが、移行作業が本当に大変でした。
できれば最初から有料テーマを導入しておくことを強くおすすめします。
WordPressテーマの選び方
テーマを選ぶ際に気にしたいポイントは以下の通りです。
- 好みのデザイン
- SEO対策
- 機能性
- アップデートの有無
ひとつずつ解説していきます。
好みのデザイン
デザインが好みであるということは、自分が表現したい世界観に近いということです。
月並みな表現ではありますが、見た目が好きかどうかというのはとても大切なことなのです。
テーマには多くのものがありますが、ホームページ作成に向いているものや、ブログ作成に向いているものなど、それぞれに強みや弱みがあります。
ここではブログのお話で進んでいるため、ブログ向きのデザイン前提で進めていきます。
私も「スタイリッシュ、清潔感、個性的」を表現しやすいという理由で、THORを選びました。
SEO対策
SEOとは検索エンジン最適化のことで、作成したWebサイトが検索結果の上位に表示されるようページを最適化することです。
読者にとって見やすく、使いやすいサイトにすることでGoogleからの評価が高くなり、検索結果の上位に表示されやすくなります。
SEO対策が取られているテーマの場合、通常プラグインを導入しないとできないようなことが、基本機能として簡単に使用することができます。
例えば、SEO対策のためのポイントは下記のようなものあります。
- ページの読み込み速度が早い
- パンくずリスト(階層表示)が設置されている
- コーディングが適切に行われている
- SNSシェアボタンが設置されている
- 関連記事の表示がデフォルトで設定されている
- タイトルタグ・見出しタグを適切に記述できる
- メタディスクリプションを設定できる
- ページの読み込み・表示速度が速い
- AMP(モバイルページの高速表示)に対応している
- レスポンシブ対応している
これらが初めから備え付けられているというのが、SEOに強いテーマの基本的な特徴です。
全て自分でやろうとすると本当に大変ですが、それらがすべて完了しているため、WordPressブログの立ち上げに必要な時間を大幅に短縮することができます。
機能性
- ブロックエディタに対応している
- CTAの設置機能
- ボタンリンクの表示
- 吹き出しの表示
- ブログカードの表示
ブロックエディタに対応している
WordPressテーマを選ぶ際には、「ブロックエディタ(Gutenberg)」に対応しているもの、対応予定のものを最初から選ぶようにしましょう。
THORのように対応しているものもあれば、旧エディタ(クラシックエディタ)も使えるといったテーマもあります。
旧エディタ(クラシックエディタ)のみのものは今後使用できなくなる可能性が高いため、選ばないようにしましょう。
CTAの設置機能
CTAとはCall To Action(コール トゥ アクション)のことをいいます。
記事を読んでもらった後に、とって欲しい行動を促すためのものです。
例えば本ブログのCTAは、楽曲を聴いて欲しくてサブスクリプションのリンクを貼ったり、
ここで学んだ知識を活かしながら理解を深めてもらえるよう、おすすめの教室をご紹介したりしています。
ただ読んでもらうためにブログを書いているわけではなく、最終的に何かしらの行動をとってもらいたくて集客するので、
CTAの設置機能は必須といえます。
ボタンリンク、吹き出し、ブログカード
これらは必須というわけではないのですが、あれば非常に便利なものです。
全て、読者へわかりやすさを提供するツールです。
積極的に使用して、機能もデザインも優れた記事を読者へ提供しましょう。
アップデートの有無
適宜アップデートが行われているかどうかも重要です。
WordPress自体のアップデートに対応できていないテーマを利用すると、作成したサイトが将来的に機能しなくなってしまう危険性があるからです。
Googleなどの検索エンジンも定期的にアップデートを繰り返しており、変更された検索エンジンのアルゴリズムに対応できないテーマでは、SEO対策もままならなくなってしまいます。
また、テーマ自体のアップデートも重要です。
特に有料テーマは、新しい機能が随時追加・更新されていくものが多く、とても手軽にバージョンアップが可能になります。
また、英語ネイティブの方でない限りはできれば日本製テーマを選択するのが良いでしょう。
マニュアルやネット上の有志のノウハウなど、トラブル時に情報が手に入りやすいからです。
それでは、有料無料それぞれでおすすめのテーマをご紹介していきます。
おすすめ有料テーマ12選
それぞれデザインや機能性が変わってきますので、実際見てみてお気に入りを選んでみましょう
各項目のリンクから、デザインや詳細をご覧いただけます。
気になるテーマがあれば、どんどん見に行ってみてください。
それでは、ひとつずつご紹介していきます。
THE THOR(ザ・トール)
フィット株式会社が制作している、THE THOR(ザ・トール)です。
本ブログでも現在進行形で使用しているテーマのため、1番おすすめです。
特徴
- 「デザイン着せ替え機能」で、プロデザイナーの作成したデザインを簡単に実現
- ページ単位でサイドバーの表示・非表示を設定
- SEOに強く、検索エンジンから評価されやすい内部構造
- 集客・収益化しやすい(を一元管理、クリックされやすい適切な位置にCTAを設置できる機能)
- プラグイン不要でページの高速化
料金
- テーマのみ ¥16,280(税込)
- サーバーセット(初心者におすすめ!)¥30,140(税込)
AFFINGER6(アフィンガー)
株式会社オンスピードが制作する、AFFINGER6(アフィンガー)です。
特徴
- ウィジェットで広告を設置、広告の自動挿入
- デザインパーツで簡単に記事作成
- 48種類のデザインから自由にカスタマイズ
- SEO対策が行き届いており、実績あるブロガーが多数利用
料金
- ¥14,800(税込)
〜AFFINGER6(アフィンガー)をWordPressテーマにする〜
賢威(ケンイ)
株式会社ウェブライダーが制作している賢威(ケンイ)です。
特徴
- ブロガー必読の『沈黙のWEBマーケティング』『沈黙のWEBライティング』を出版している会社が作ったテーマ
- とにかくSEOに強く、上位表示の実績多数
- 「SEOマニュアル」のダウンロードや、SEOサポートを行う「賢威フォーラム」にアクセスできるようになるなど、手厚いサポートが魅力
- 企業ホームページとしても最適
料金
- 27,280円(税込)
Emanon(エマノン)
株式会社イノ・コードが制作している、Emanon(エマノン)です。
特徴
- 中小企業や個人事業主で、売れる仕組みを組み込んでいる
- 用途に合わせ3種類から選ぶ事ができ、コンテンツが読みやすい構造になっている
- 有料の設定代行サービスもあり、初心者にやさしい
料金
- 9,800円〜27,800円(税込)
〜Emanon(エマノン)をWordPressテーマにする〜
New Standard(ニュースタンダード)
株式会社ninoyaが制作している、New Standard(ニュースタンダード)です。
特徴
- ユーザーマニュアル、テクニカルサポートともに日本語で安心
- 集客できる仕組みを追求したテーマ
- 唯一14日間の無料お試し体験を実施、テクニカルサポートは初月無料で本当に安心
料金
- テーマのみ ¥29,700(税込)
- サポート込み ¥38,500(税込)〜
〜New Standard(ニュースタンダード)をWordPressテーマにする〜
STORK19(ストーク)
株式会社bridgeが制作する、STORK19(ストーク)です。
特徴
- 美しいデザインがとにかく使いやすく、使用前の微調整ほぼ不要
- 機能は他有料テーマと遜色ないのに低料金
- シンプル、スタイリッシュ、スピードと3Sを併せ持つ
料金
- ¥11,000(税込)
〜STORK19(ストーク)をWordPressテーマに設定する〜
SWALLOW(スワロー)
STORK19(ストーク)同様、株式会社bridgeが制作する、SWALLOW(スワロー)です。
特徴
- プロブロガー八木仁平監修、STORK19(ストーク)同様美しくシンプルなデザイン
- 更に低料金でとにかくコスパがいい
- ブロックエディタが使いづらく、クラシックエディタ派におすすめ
料金
- ¥9,900円(税込)
〜SWALLOW(スワロー)をWordPressテーマにする〜
Diver(ダイバー)
Diver開発チームの高木貴人氏が中心となって制作する、Diver(ダイバー)です。
特徴
- アフィリエイトのプロが開発し、初心者でもカンタンにSEOに強いページが作成できる
- デザイン性やカスタマイズ性能にも優れている
- メールサポートが無期限&無制限かつ、1回の購入でアカウント無制限で利用できる
料金
- ¥17,980(税込)
TCD
株式会社デザインプラスが制作するWordPressのテーマのブランド、TDCです。
特徴
- 企業や個人ブロガー向けの数十種類のテーマを販売しており、国内シェアNo.1、累計100,000ユーザーを超える老舗のトップブランド
- 美しいデザインと高機能を兼ね備え、カスタマイズが不要なほど完成度が高いため、大企業のサイトにも向いている(例:テーマ「NANO」)
- 業種別に特化したビジネステーマ
価格
- 例:「ZOOMY」¥49,800(税込)※多数の種類から1番最適なものを選ぶ事ができます。
SWELL(スウェル)
LOOS WEB STUDIOの「了さん」が制作しているSWELL(スウェル)です。
特徴
- ブロックエディタ「Gutenberg」を使うならSWELL
- とにかくシンプルで、記事作成に一切の無駄がない
- SWELL独自のカスタムブロック(独自の記事編集機能)が便利
料金
- ¥17,600(税込)
Sango(サンゴ)
月間200万PVのWebメディア「サルワカ」が制作する、Sango(サンゴ)です。
特徴
- 唯一無二の「親しみやすい」デザイン
- ブログ機能を簡単にショートコードで表示でき、記事作成のスピードが早い
- 高速化や内部SEO対策も抜かりなし
料金
- ¥11,000(税込)
JIN(ジン)
アフィリエイターのひつじさん発、ブロガーで実業家のヒトデさんも使っている、JIN(ジン)です。
特徴
- テーマ制作者であるひつじさんの知識をフル動員した収益化機能を6つ搭載
- デモ一覧のページが充実しており、導入前からイメージしやすい
- デザインの自由度や操作性が高く、感覚で自分好みのものが簡単に表現できる
料金
- ¥14,800(税込)
おすすめ無料テーマ6選
最初は無料から始めてみて、あなたが求めている機能やデザインを見つけていき、最終的に有料テーマへ移行するといった流れがセオリーです。
しかし、そのまま無料テーマでたくさんのPVを集めているモンスターブログが存在するのも事実です。
有料テーマを導入したから必ず人気ブログになるかというと、そんなことはありません。
中身(コンテンツ)と、それを伝える世界観が適切かどうかが重要なのです。
ここではそんな、もしかしたらずっとお世話になるかもレベルでおすすめな無料テーマをご紹介していきます。
Cocoon(コクーン)
無料テーマでおそらく1番使われているであろう、Cocoon(コクーン)です。
正直無料テーマならこれを選んでおけば間違いないです。
特徴
- 「スキン」機能でサイトの外観を簡単に変えることができる
- 柔軟なカスタマイズ性
- 無料なのに内部SEO施策済み
- 無料なのに手軽にマネタイズ可能
Xeory(セオリー)
Webマーケティングで有名なバズ部が制作する、Xeory(セオリー)です。
特徴
- Webマーケティング会社制作とあって、SEOに強い
- 白を基調とした、とても清潔感のあるデザイン
- サイト型・ブログ型の2つに分かれているので、用途に合わせ自分で選択できる
Write(ライト)
書くことにフォーカスした超シンプルなテーマ、Write(ライト)です。
特徴
- とにかくシンプルで、名前の通り「書く」に特化している
- 最低限の機能はもちろん備えているので、ミニマリストにおすすめ
- 有料版もあり、2カラム表示・投稿一覧の表示設定・クレジット非表示・メール対応がプラスで¥5,000ほど
Luxeritas(ルクセリタス)
Cocoonと人気を二分する無料テーマ、Luxeritas(ルクセリタス)です。
特徴
- おしゃれにもかかわらずとにかく速いため、離脱率を下げられる
- Cocoonのように着せ替えやカスタマイズが可能
- プラグインを導入しなくても、初めからある程度の機能を備えているため、すぐに使用できる
〜Luxeritas(ルクセリタス)をWordPressテーマにする〜
LION MEDIA(ライオン メディア)
THORを制作するFIT社が提供している無料のWordPressテーマ、LION MEDIA(ライオン メディア)です。
特徴
- THOR同様、プラグインがほぼ不要
- 無料なのにAMP対応は、スマホで記事を読む方が多い今の時代において大きなアドバンテージ
- ビジネスメディア向けデザインだが、ブランディングにハマるならできれば使用したいほど
〜LION MEDIA(ライオン メディア)をWordPressテーマにする〜
Fukasawa(フカサワ)
最後はご紹介した中で1番異彩を放つ存在、Fukasawa(フカサワ)です。
特徴
- デザインが特徴的で、ポートフォリオサイト向け
- とにかくおしゃれであまり見かけることも少なく、人と被りたくない方にはうってつけ
- ギャラリー形式にも対応しており、スライドショーを表示することも可能
〜Fukasawa(フカサワ)をWordPressテーマにする〜
お気に入りは見つかりましたか?
もし迷ったら、THE THOR(ザ・トール)、AFFINGER6(アフィンガー)、Cocoon(コクーン)がおすすめですよ。
最後に、ダウンロードしたテーマを実際に使用する、「有効化」の手順をご紹介します。
テーマを有効化する手順
- WordPress管理画面の「外観」を選択
- 「新規追加」を選択
- 「テーマのアップロード」→「ファイルの選択」と進み、WordPressのテーマ(zip)データをアップロード
- テーマ一覧に表示されている、新しいテーマにマウスを当てると「有効化」ボタンが出てくるのでクリック
「有効: テーマ名」と表示されれば、有効化できています。
WordPressテーマまとめ
おさらいです。
◆ WordPressテーマの選び方
◆ おすすめ有料テーマ12選
◆ おすすめ無料テーマ6選
◆ テーマを有効化する手順
- WordPressテーマとは、サイトのデザインや構成を変更するテンプレートのこと
- 選ぶポイントは好みのデザイン・SEO対策・機能性・アップデートの有無
- もし決められなければ有料はTHE THOR(ザ・トール)、AFFINGER6(アフィンガー)、無料はCocoon(コクーン)がおすすめ
WordPressテーマのお話でした。
テーマそれぞれに個性があり、必ずあなたにぴったりなものが見つかるはず。
デザインを最初からしっかり作り込んでも、必ず更新していくうちに変わっていきます。
テーマを導入したらテーマの力にある程度最初は身を委ね、ブログを書きながら少しずつカスタマイズしていく方が、
楽しみながら長く続け、結果につなげるコツです。