正直続けるのにひと苦労だね。
みんな一体どうしてるのかな?
構成と書き方を紹介していくね。
読みやすい記事は大体、同じような型をしていることが多いんだ。
◆ 記事作成の流れ
◆ ブログ記事の構成と書き方
◆ 注意点
ブログを書く際にオリジナリティを追求し、めちゃくちゃ工夫されている方もいるでしょう。
でもちょっと待ってください。ブログの存在理由って「悩みを解決すること」ですよね。
唯一無二の追求よりも、読みやすさと正しい情報が最優先なはず。
本記事ではブログ記事を書くにあたって必ず役に立つ、構成と書き方についてお話します。
雛形としてそっくりそのまま活用しちゃってください。型が身についたら、そこから存分にオリジナリティを追求していきましょう。
ブログ記事の構成を考えるメリット
構成が考えられた記事というのは、読者にとって読みやすいものです。
しっかりと情報が整理された上で本文を書いていくので、内容も位置もしっかり練り込まれているからです。
そういった記事はもちろんSEOに強くなりますので、ブログ記事の構成作るということは必須スキルと言えるでしょう。
記事作成の流れ
記事作成の流れは以下の通りです。
- ニーズを調査し、キーワードを選ぶ
- ターゲットをイメージする
- 検索ニーズを深掘り
- 目次を決める
- 本文を書く
- タイトルをつける
これらについて、詳細はこちらをご覧ください。
悩んでる人 ブログって、どうやって書いていったらいいのかな? 記事を書いても成果が出ないし、書き方が違うのかな… ブログを書くときのコツがあるなら知りたい! Noritoism ブログの書き方を、分かり[…]
本記事の領域は、上の③〜⑤です。
①、②のキーワード部分がまだ不安だという方はこちらを。
悩んでる人 ブログにキーワードを入れて記事を書く方法が知りたい! でも闇雲に入れればいいってわけじゃないよね? Noritoism キーワードを入れる場所と、ポイントが大事だよ。 もちろん入れればいいっ[…]
⑥のタイトル部分がまだ不安だという方はこちらをご覧ください。
悩んでる人 ブログ記事のタイトルって、こだわったほうがいいの? タイトルの付け方について色々と知りたいな。 できれば簡単に作る方法ってないかな。 Noritoism タイトルには絶対にこだわってほしいね[…]
ブログ記事の構成と書き方
- 導入
- 本文
- まとめ部分
本ブログで実際にご紹介すると、こんな感じです。
導入
◆ ◯◯◯◯◯◯◯◯◯
◆ ◯◯◯◯◯◯◯◯◯
①:悩み
②:なぜ
③:記事の内容
④:読むとどうなるか
本文
H3見出し ○○○○○○○
H3見出し ○○○○○○○
H2見出し ○○○○○○○
H3見出し ○○○○○○○
H4見出し ○○○○○○○
H4見出し ○○○○○○○
まとめ部分
それでは改めて、ひとつずつ解説していきます。
1. 導入
意識したいのはこちらの3点です。
- 読みたいと思わせる
- 悩みを代弁する
- 悩みを解決する
ブログの存在意義は「悩みを解決すること」なのですが、ただ情報を書くよりもそこに誘導してあげる導線があったほうが、より読者に対して親切です。
導線の役割を果たすのが、「悩みを代弁する」「読みたいと思わせる」の2つ。とても大切ですよ。
導入で具体的に書いていく内容はこちら。
- 問題提起
- 結果の明示
- 結果の根拠
- 内容を端的にまとめる
本ブログでは最初の吹き出しが、①と②それぞれの役割を果たしています。
それぞれ切り取ってご紹介しますね。
次に、先に④が来ています。
こんなことが書かれていますよというのが、先にあったほうが分かりやすいかなという、個人的な感覚です。
順番の前後は好みでいいというスタンスです。
③の結果の根拠は、作者紹介に合わせて表示しています。
「権威性」と言い換えてもいいでしょう。
こんな人がこう言っていますので、という裏付けを提示してあげます。
私みたいに文字だけでなく、数字を織り込むとより説得力が増しますよ。
最後にもう一度④を文章で提示しています。
②:なぜ
③:記事の内容
④:読むとどうなるか
このように記載しましたが、時々イレギュラーもあります。
それでもそう大きく変えることはありません。
- 問題提起
- 結果の明示
- 結果の根拠
- 内容を端的にまとめる
これらを織り込んでいきましょう。
2. 本文
記事を書くときは、必ずマインドマップやスプレッドシートなど、一目で分かりやすい形にしましょう。
私はマインドマップを採用しており、例えばこの記事を書く際のマインドマップはこんな感じです。
中央がタイトルです。
その次がH2見出し、その次がH3見出しや概要…と続いていきます。
内容の重複を防いだり、流れを把握できたりと、メリットしかありませんので、ぜひおすすめです。
こちらはMindNodeというアプリで、無料で使用できます。
結論から書いていく方法です。
読者は読み流していくことを前提に、記事を作っていくといいですよ。
そのための、結論サンドイッチ方式です。
PREP法の詳細は、ブログの書き方「PREP法を意識する」をご覧ください。
- 階層を一目で分かる形でまとめる
- 本文はPREP法で書く
3. まとめ部分
まとめを書くときは以下3点を意識してみてください。
- 箇条書きでわかりやすく
- 問題が解決されることを改めて伝える
- CTAを忘れずに設置する
それではひとつずつ見ていきましょう。
箇条書きでわかりやすく
本文のPREP法で触れましたが、読者は基本的に流し読みをすると思っておきましょう。
おそらく1番丁寧に文章を読んでいるのは、ブログを執筆しているあなたです。
私自身も心当たりあります。
自分のブログは誤字脱字や表現方法の推敲でしっかり読んでいますが、実際情報収集するときはスピード命です。
見出しをざっと読みし、興味あるものや必要だと感じたものだけサッと読むようにしています。
そうしている方も多いはず…
なのでできるだけ、「分かりやすさ」「伝わりやすさ」を重視してあげましょう。
そのための箇条書きです。
問題が解決されていることを改めて伝える
問題を解決したくて記事に訪れてくれているため、「問題が解決されましたか?」と聞いてあげましょう。
もやもやしたまま記事を去られてしまったら、貴重な時間を使ってくれた読者に対して失礼というか、かわいそうですよね。
あからさまではなく、さりげなくで構いません。
CTAを忘れずに設置する
CTAとは「コール トゥ アクション」の略です。
読者を具体的な行動に促すための部分だと思ってください。
CTAは最後のまとめの、さらにその後に設置されていることがほとんどです。
本ブログの場合ですと、執筆中のリラックスのためや認知のために、楽曲を聴いてもらいたくてリンクを置いています。
また、音楽ノウハウ記事を読んでくれた方のためにおすすめの音楽教室を紹介しています。
WordPressテーマによってはCTAを記事別やカテゴリ別に柔軟配置できるので、戦略的にいくつか用意しておくのもおすすめですよ。
記事を読んだ後どういう行動をとってもらいたいのか考えると、自然と最適なCTAが見えてきます。
注意点
構成なんて考えずに、最初から執筆しちゃえば速いじゃん!と考える方もいるでしょう。
確かにスピードは速いかもしれません。
でも考えてみてください。速ければいいのですか?速く書き終えた記事を、誰も読んでくれなかったらいかがですか?
初心を忘れないためにも、以下の2点を心に留めておいて欲しいです。
- 書きたいことを書くのではなく、悩みを解決することを書く
- 本文を書く以外にたくさん時間をかけるイメージを持つ
「書きたい!」という主観ではなく、「この情報が悩みを解決してくれるかもしれない」という客観で、記事を書いていきましょう。
また、本文を書く作業は本当に最後の最後です。
決して大袈裟ではなく、構成の作り方ひとつで記事の良し悪しが決まります。
私はひとつの記事を執筆するのに平均3時間ほどかかっていますが、下調べから構成作成までを3分の2である2時間くらいかけています。
実際の執筆は45分ほど、残りの15分で読み返して誤字脱字や表現がわかりやすいものにできないかどうかチェックしています。
「準備 イズ キング」です。
ブログ記事の構成と書き方まとめ
おさらいです。
◆ 記事作成の流れ
◆ ブログ記事の構成と書き方
◆ 注意点
- 構成を考えることで、全体像を把握でき、伝わりやすい記事を作ることができる
- 記事は キーワード選び → ターゲット絞り → ニーズ把握 → 目次作成 → 本文を肉付け → タイトル で作られている
- 構成は導入、本文、まとめ部分
- 導入は読んでもらう理由、本文はわかりやすく、まとめ部分は概要のおさらい
- 悩みを解決するために、準備に時間をかける
ブログ記事の構成と書き方のお話でした。
構成を組み立てることで、何もかも毎回準備しなきゃならないという心の負担と作業負担を軽減できます。
スピードやオリジナリティの追求は後回し。
まずは構成作成のスキルを身につけ、アレンジを大いに加え、最終的にオリジナリティ溢れるブログを作り上げましょう。