最初に何すればいいのか全然わからないんだけど…
放っておくと後から面倒になること多いから、
最初に基本だけでもサクッとやっとくのが大事だよ。
今回は“絶対やっておくべき7つの初期設定”を、
初心者向けにわかりやすくまとめてみたから、安心してついてきて!
◆ まずやるべき!WordPress初期設定7選【初心者向けガイド】
◆ 初期設定の後に見直すべきチェックポイント
◆ 初心者がやりがちな初期設定ミスとその対処法
WordPressをインストールして、いざブログを始めようと思ったものの…「最初に何を設定すればいいの?」「これって放っておいて大丈夫?」と、不安になる方も多いのではないでしょうか。
実は、初期設定をきちんと整えておくことが、後々のトラブル回避やSEO対策、快適な運営に直結します。
逆にここをおろそかにすると、知らないうちにアクセスや信頼を失ってしまう…なんてことも。
この記事では、初心者でも迷わずできる「WordPress初期設定7選」を、ひとつひとつ丁寧に解説します。
セキュリティ・パーマリンク・テーマの選び方など、最低限おさえておきたいポイントをまとめていますので、この記事を読めば安心してブログ運営の第一歩が踏み出せるはずです。
さっそく、WordPressの基本を一緒に整えていきましょう!
WordPressの初期設定が重要な理由とは?
放置すると損する?初期設定がブログ運営に与える影響
WordPressは自由度が高く、世界中で使われている人気のCMS(コンテンツ管理システム)です。
でも、インストール直後の状態は「未完成な空き家」のようなもの。見た目は整っていても、セキュリティは甘く、構造も検索エンジンに最適化されていません。
例えば、
- パーマリンク設定が初期のまま → URLが「?p=123」のように意味不明なままでSEOに不利。
- コメント機能が有効なまま放置 → スパムが大量に届いて対応が大変。
- セキュリティ対策をしていない → ログイン画面が攻撃されて不正アクセスのリスク。
こうした状態では、せっかくのブログも本来の力を発揮できません。
「なんとなく放置」が、後々の手間やトラブルの原因になるのです。
正しく設定すれば“集客力”と“信頼性”がアップ!
逆に、最初に必要な設定をしっかり済ませておけば、
- SEOに強い構造が手に入る
- 読者にとって使いやすいサイトになる
- 運営者としての信頼感が高まる
といったメリットが自然と積み上がっていきます。
たとえば、適切なパーマリンクを設定しておけば「https://example.com/seo-settings/」のように意味のあるURLにでき、検索エンジンからの評価もアップします。
また、テーマやプラグインを整えるだけでも見た目や操作性が大きく改善され、「このブログ、見やすいな」と読者に感じてもらいやすくなるんです。
【ポイントまとめ表】
やってないと… | 正しく設定すると… |
---|---|
URLがSEOに弱い | 検索に強く、意味のあるURLに |
スパムコメントが増える | コメント欄が安全・快適に |
表示が遅い・重い | 読者にとって快適な閲覧体験 |
セキュリティが甘い | 攻撃リスクが大幅に減る |
WordPressの初期設定は、「面倒だから後でいいや…」と思われがちですが、実はここが“ブログの土台”。
家で言えば、基礎工事にあたる大切なパートです。
あとで慌ててやり直すより、最初のうちにしっかり整えておくほうが、結果的に時短にもなって、ブログの成長もスムーズになりますよ。
次の章では、そんな初期設定の中でも「ここだけは外せない!」という7つを、具体的な手順つきで解説していきます。
まずやるべき!WordPress初期設定7選【初心者向けガイド】
WordPressをインストールしたら、まず最初にやっておきたいのがこの7つの初期設定。
順番に進めれば、ブログ運営の土台がしっかり整います。
難しい操作はなく、「理由+やり方」のセットで解説していきますのでご安心を。
1. サイトタイトルとキャッチフレーズを最適化する
「サイト名」はブログの顔。検索結果やタブ表示にも使われる大事な情報です。
WordPress管理画面の「設定」→「一般」から、
- サイトタイトル → ブログ名(例:Noritoism Blog)
- キャッチフレーズ → 一言で伝わる紹介文(例:心に届く音楽と暮らすブログ)
を設定しておきましょう。
📝 ポイント:キャッチフレーズはSEOに直接関係することもあるので、空白にせず、ブログのコンセプトが伝わる短い言葉にしておくのがベターです。
2. パーマリンク設定でSEOに強いURL構造に
初期設定のままだとURLが「https://example.com/?p=123」のような形式になっていて、検索エンジンにも読者にも意味が伝わりません。
「投稿名」に変更することで、URLが「/seo-settings」のように内容の伝わる形になります。
設定方法は以下のとおり:
設定 > パーマリンク設定 >「投稿名」にチェックを入れて保存
URL構造を整えることで、検索結果でのクリック率やSEO評価が大きく変わるので、最優先でやっておきましょう。
3. 一般設定でタイムゾーン・表記を正しく整える
WordPressはデフォルトで「UTC +0」に設定されています。このままだと、投稿時間が日本時間とズレてしまうため、必ず「東京(UTC+9)」に変更しましょう。
設定場所は:
設定 > 一般 > タイムゾーン → 「東京」
日付形式・時刻形式もお好みで日本向けに調整すると◎。
これを忘れていると、「予約投稿したはずが反映されない!」といったトラブルの原因になります。
4. コメント機能はON/OFFを使い分けよう
WordPressでは初期状態でコメント受付が有効になっていますが、ブログの目的によっては無効化した方が安心です。
【コメントをOFFにしたい場合】
設定 > ディスカッション設定 → 「新しい投稿へのコメントを許可する」のチェックを外す
逆に、読者との交流を重視したいならONのままでOK。
その場合でも「コメントの手動承認を有効にする」にチェックを入れておけば、スパム対策になります。
5. 最低限入れておきたいおすすめプラグイン3選
WordPressの魅力はプラグインによる機能拡張。でも入れすぎはNGなので、最初は「必要最低限」に絞るのがコツです。
プラグイン名 | 役割 |
---|---|
Akismet Anti-Spam | スパムコメント対策 |
WP Multibyte Patch | 日本語ブログ向けの文字化け防止 |
BackWPup | 定期的なバックアップを自動化 |
導入は「プラグイン」→「新規追加」から名前を検索して、「今すぐインストール → 有効化」で完了です。
6. セキュリティ強化は「今すぐ」が鉄則!
WordPressは人気なぶん、不正アクセスの対象になりやすいのも事実。特にログイン画面への総当たり攻撃(ブルートフォースアタック)はよくあります。
以下の対策を早めに取り入れましょう:
- ログインURLの変更(→ プラグイン「WPS Hide Login」など)
- ログイン試行回数の制限(→ プラグイン「Limit Login Attempts Reloaded」など)
- バックアップ設定(→ 上記「BackWPup」活用)
「攻撃されてから」では遅いので、初期段階での備えが鍵になります。
7. テーマ選びでデザインと使いやすさを両立しよう
テーマは「見た目」だけでなく、「サイト速度」や「使いやすさ」にも関わる重要な要素。
特に初心者向けとしては、無料でも高機能な国産テーマを選ぶのがおすすめです。
おすすめテーマ | 特徴 |
---|---|
Cocoon | SEO対策・スピード・カスタマイズ性に優れる国産テーマ |
Lightning | ビジネス利用にも対応、ブロックエディターにも強い |
テーマ変更は「外観」→「テーマ」から「新規追加」で探し、インストール&有効化すればOK。
使いにくいテーマはストレスになるので、レビューやサンプルサイトをよく見て選ぶと失敗しません。
テーマについてはこちらをぜひご覧ください!
悩んでる人 WordPress始めてみたんだけど、テーマって結局どれにすればいいの?無料のもあるし、有料もあるし…違いがよくわからなくて、手が止まっちゃってるんだよね。 Noritoism その気持ち、すご[…]
これら7つを設定しておけば、WordPressの初期状態からグッと本格的なブログに進化します。次の章では、この設定のあとに見直しておきたいチェックポイントをご紹介します!
初期設定の後に見直すべきチェックポイント
初期設定を一通り終えたら、次は「ちゃんと設定が反映されているか」「見た目や使い勝手は問題ないか」をチェックしましょう。
ここを飛ばすと、読者目線では気付きにくい不具合や使いづらさが残ったままになってしまうこともあります。
意外と見落としがち!スマホ表示と表示速度の確認
今やブログ読者の7割以上がスマホからアクセスしていると言われています。
PCだけで満足してしまうと、モバイルユーザーにとって不親切なデザインになっている可能性も。
スマホ表示のチェックポイント
- フォントサイズや行間が見やすいか?
- ボタンやメニューが指でタップしやすいか?
- スクロールせずに必要な情報にアクセスできるか?
WordPressの管理画面からではなく、実際のスマホで自分のサイトにアクセスして確認するのがベストです。
あわせて、表示速度も重要な評価指標。重い画像や使いすぎたプラグインが原因で表示が遅くなると、ユーザーの離脱につながってしまいます。
速度チェックにはこのツール
改善点も一緒に表示されるので、表示速度が気になる方はぜひチェックしてみてください。
ユーザー目線での「見やすさ・使いやすさ」を意識しよう
ブログは「読んでもらって初めて価値がある」もの。見やすく使いやすいサイトは、滞在時間が伸び、再訪率も高まります。
ここでは、初心者の方でもすぐ確認できる「ユーザー目線チェック」の例をいくつかご紹介します。
チェック項目 | 理由 |
---|---|
トップページに目的が伝わる一文があるか? | 初めて訪れる人が迷わないようにするため |
ナビメニューが分かりやすく整理されているか? | 読みたい記事にすぐアクセスできるようにするため |
リンクやボタンに明確な動作があるか? | 「これを押せば何が起こるか」が分かると安心感がある |
色やフォントに統一感があるか? | 信頼感やブランドイメージに大きく影響するため |
これらのポイントを確認しながら、「自分が初めてこのブログを訪れたらどう感じるか?」という視点でチェックしてみてください。
“投稿する前に整える”ではなく、“公開しながら磨いていく”くらいの気持ちで大丈夫。
完璧を目指すより、定期的な見直しで「使いやすさ」を育てていく方が、長く愛されるブログに育ちます。
次の章では、「初心者がやりがちな初期設定ミスとその対処法」を解説していきます。うっかり忘れがちな落とし穴を防ぐためにも、ぜひチェックしてみてください!
初心者がやりがちな初期設定ミスとその対処法
初期設定をしたつもりでも、実は“うっかりミス”でトラブルを招いてしまうことは少なくありません。
ここでは、初心者の方がつまずきやすいポイントとその対策方法を紹介します。
「後から気づいて冷や汗…」なんてことにならないよう、ぜひ一度チェックしてみてください。
「公開状態のまま放置」は危険!非公開チェックの重要性
WordPressの初期状態では、“検索エンジンにインデックスされる設定”がオンになっています。
でも、まだ記事が1本もない、または準備中の段階で公開状態になっていると…
- 検索エンジンに中途半端な状態でインデックスされる
- デザイン調整中の不完全なサイトが外部から見られてしまう
- 品質の低いページとしてGoogleに評価されるリスクも
対処法:インデックスの一時停止
設定 > 表示設定 > 「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」にチェックを入れる
サイトが完成し、記事も整った段階でチェックを外して公開状態に戻すのを忘れずに!
「SSL設定忘れ」や「重すぎるテーマ」に注意!
🔒 SSL(https化)の設定を忘れていると…
- 「保護されていない通信」と警告が表示され、ユーザーの不信感を招く
- SEO評価が下がる可能性も(Googleはhttpsサイトを優遇)
多くのレンタルサーバー(例:エックスサーバー)では無料SSLが提供されているので、SSLを有効化してURLを“https://”に統一しましょう。
※サーバー側での設定が必要になる場合もあります。Xserverでは「SSL設定」→「独自SSL設定」から簡単に適用可能です。
重すぎるテーマで表示が遅いと…
- 読み込み時間が長くなり、ユーザーの離脱率が上がる
- スマホでの表示が崩れることも…
特に海外製の多機能テーマは、見た目はオシャレでも、使わない機能が多くて表示が重くなりがちです。
できるだけ軽量でシンプルな国産テーマを選び、必要な機能だけを絞って使うようにしましょう。
初心者向けミス防止チェックリスト
チェック項目 | 対処方法 |
---|---|
記事ゼロの状態で検索エンジンに公開中 | 表示設定から「インデックスを許可しない」にチェック |
URLが「http」のまま | サーバー側でSSLを設定し、WordPressのURLも修正 |
テーマが重くて表示が遅い | 軽量な国産テーマを選ぶ or 不要機能をオフにする |
サイトの見出し・ロゴなどが「デフォルトのまま」 | なるべく早くオリジナルに変更し、信頼感を高める |
「見た目が整っている=ちゃんと設定されている」とは限りません。
表に出ない部分だからこそ、基本の設定や細かな見直しが“信頼されるブログ”を作るカギになります。
次の章では、これまでの内容を振り返りながら、「初期設定を終えたあとに目指すべき次のステップ」をまとめていきます!
まとめ|WordPress初期設定を使いこなせば、ブログ運営はもっとスムーズになる
ここまで、WordPressを始めたばかりの方に向けて「最初にやるべき初期設定」を丁寧に解説してきました。
どれも難しい操作ではありませんが、放置してしまうと後々大きなトラブルや機会損失につながることもあります。
以下に、今回の内容を振り返っておきましょう:
- 初期設定は「サイトの土台」。検索エンジン対策や安全な運営のために超重要。
- 最初にやるべき7つの設定は、パーマリンク・セキュリティ・プラグイン選定など、どれも基本だけど効果が大きい。
- 設定後は「スマホ表示」「ユーザー視点」での見直しも忘れずに。
- ありがちなミス(SSL忘れ・検索エンジン設定など)を防ぐことで、信頼されるブログに近づく。
WordPressは、しっかり整えれば整えるほど育てがいのあるプラットフォームです。
最初の一歩でつまずかず、自信を持って記事を書き始められるように、この記事が少しでもお役に立てば嬉しいです。
さあ、あなたのブログ運営を、今日からもっと快適に始めていきましょう!